サリチル酸インドメタシン

常に肩凝っています。

日本のいちばん長い日(旧版)

 さっき昔のをBSでやってたので見ました。近頃新しくリバイバルで作ったらしく、宣伝がすごいのでちょっと見てみたい気がしたんですけど、昔のやつのほうがネット評が良いのでこっち見てからにするかーとか思ってしまい。

 

 映画は、昔ながらの第二次大戦もの的なイメージ…っていうか、これを参考にして作ったような作品もあるんだろうから、なんていうのか、シェークスピア読んでみたら、今どきありきたりなストーリーだな、っていうのと同じような感想です。

 でも、時代とか人々の様子とかがリアルです。先だって戦後初めて公表されたって言ってた当時の天皇陛下の御文庫の会議室が、この映画でそっくり再現されてて、かなり感心しました。どんなところだったをちゃんとリサーチできてたんだね!

 

 今の映画とかドラマで、昔の空気感はちゃんと再現できるのかなあ~っていうのが、何だか最近よく思います。明治時代とかのドラマとかよくあるんですけど、テレビの再放送とかで見る昭和の時代の映画やテレビのドラマの明治感と、今のドラマの明治感が全然違うじゃないですか。その時を直に知ってる人が作るのと後で資料とかを調べて作るのとではやっぱりリアリティが全然違いますよね。日本兵とかの描写もリアルです。

 

 この中で阿南陸軍大臣が切腹するんですけど、またこれがリアルな切腹で…。腹を横に割いてるんですけど、なかなか死ねなくて、それを見守ってる将校たちが手助けしようとするんですけど断って、首の動脈を断ち切るって演技なんですけど、めっちゃリアルです。思わず目を逸らしたくなるくらい。

 そんな感じで時代を反映する瑣末なところばっかりに感心していました。

 

 ストーリーはというと、反乱将校たちが誰もいないところにビラを撒きながら叫んでるシーンとかあるんですけど、なんか微妙です。もっと人がいっぱいいるところで撒けばいいのに何やってるんでしょ。もう、東京じゅうが焼け跡だからそれほど人いないのかしら?(全然わかりません)

 この反乱将校を今回版は、松坂桃李がやってるんだよね?昭和顔の黒沢年男とはかなりイメージが違うなあ…。ワイルド感がないよね?厳しい感じもないなあ。平成顔だもんねえ。

 今回版のは出演者が全体的になんだか顔つきが全体的に緩い感じ。昔版のはゆるい顔の人は、軍とは関係のないキャスティングになってました(笑)

 

 そんなわけで、この映画、細かいディティールが時代感が出てて良いなあ。と思いましたけど、映画的には退屈でした。途中で二回ほどウトウトしてしまいました(笑)寝転んで見てたのが敗因だったかもしれません。

 ん?反戦映画かどうか?ちょっと微妙でした。みんな男のメンツにこだわりすぎだなあ~と思いました。

 結局、昨日の安倍さんの演説も結局、男のメンツにこだわりすぎだったんだよなあ?メンツにこだわると、何かを見誤る、そんな気が致します。